【Vol.3】新たな挑戦 0から始めるプログラミング シェルコマンド③
こんにちは。i Smart Technologiesの松井です。
毎日、暑い日が続きますね。
暑さで、勉強する気力もなくなってしまいそうです(-_-;)
でも、こんな暑いときだからこそ
涼しい室内にこもって勉強をがんばりましょう!!
今回の記事は「シェルコマンドのコマンド紹介」になります。
1.ls
コマンドでディレクトリ(ファイル)一覧を表示
ls
コマンドを実行するとwindowsやmacのように
ディレクトリの一覧を表示させることができ、
表示オプションも追加することができます。
1-1.ls
コマンドの表示オプション-a
-a
を追加すると隠しディレクトリを表示することができます。
ls -a .VirtualBox .vscode Documents Downloads
ディレクトリ名の前に.
があるとそのディレクトリは隠しファイルになります。
1-2.ls
コマンドの表示オプション-l
-l
を追加するとディレクトリの詳細を表示することができます。
ls -l -rw------- 1 ubuntu ubuntu 130 Jul 20 11:04 .bash_history
これだけだとよく分からないと思うのでもう少し詳しく解説します。
.bash_history
はディレクトリ名Jul 20 11:04
はディレクトリの更新日130
はディレクトリのサイズubuntu ubuntu
はディレクトリの所有者とグループ名-rw------- 1
はディレクトリの種類とアクセス許可情報 1はリンク数
ファイルの種類とアクセス許可情報については下記のサイトを参照
Linux - ファイルのパーミッションと所有者の管理
1-3.表示オプションの組合せ
表示オプションは組み合せて使うことができます。
ls -al
と入力すると隠しディレクトリとディレクトリの詳細を同時に見ることができます。
入力の手間が省けるので楽ですね!!
表示オプションは他にも色々あります。
気になる人は調べてみて下さいね。
2.シェルコマンドでファイルを作成し操作する
ファイルの作成方法、ファイルの中身を見る方法
コピー、削除、ファイル名の変更について解説します。
2-1.テキストファイルを作成する
echo
コマンドを使用し下記の様に入力します。
echo "hello world" > foo.txt
これでファイルを作ることができました。
少し掘り下げると
- echo
指定のテキストを出力するコマンド
- "hello world"
”表示したい文字列を入力”
(日本語も入力可能だが文字化けが発生する可能性があるので注意)
- > foo.txt
で出力するファイル名を指定
(今回は.txtファイルで作成したが 、Pythonの.pyやRubyの.rbも作成可能)
2-2.ファイルのコピーとファイルの中身を見る方法
先ほど作成したfoo.txtをbar.txtへコピーします。cp
コマンドを使用します。
cp foo.txt bar.txt
cp+コピー元のファイル名+コピー先のファイル名
これでfoo.txtのコピーができました。
実際にコピーできたか確認する時は、
ファイルの中身を見ることができる
cat
コマンドを使用して下さい。
cat bar.txt
hello world
上記のように表示されればコピー成功です。
2-3.ファイル名を変更する
mv
コマンド使って先程コピーしたbar.txtをnew.txtにファイル名を変更します。
mv bar.txt new.txt
mv+変更前のファイル名+変更後のファイル名
これでファイル名の変更ができました。
2-4.ファイルを削除する
rm
コマンド使って先程ファイル名を変更したnew.txtを削除します。
rm new.txt
注意点としてrm
コマンドで削除を実行すると
簡単には復元できないので気をつけましょう。
(windowsのごみ箱機能はありません)
恐ろしいことにオプションで-rf
追加すると全てのフォルダを
一発で消去できます。実際に実行した動画があります。
Running rm -rf / on Linux - YouTube
間違って会社のPCでやってしまったと思うと…((((;゚Д゚))))
今回は以上です。
次回も引き続きシェルコマンドの使い方を紹介します。